伝統を重んじる日本人
日本
日本人は伝統を重んじる
長く続いた歴史あるものを尊重し、そう言ったものを軽視する人に対して「非国民」だと言ったりする
言うまでも無く、長く続いたものが必ずしも良いものとは限らない
長く続いたことが付加価値を生むこと自体は否定しないが、現代の価値観にそぐわないものや継続が難しいものは切り捨てるのが自然である
「100 年続いた伝統は無理してでも今後も続けた方が良い」と言う主張を持っている人間はそれなりにいるように感じられる
私はその価値観に賛同しないため、もしそのような運動のために自分の支援*1が強要されると不快になったりする
残念ながら現代そう言った文化は同調圧力を形成しているため、支援を断ると「非国民」とか「自分勝手」とか言われる
「文化祭はクラス一丸となって作るものであり、手伝う気の無い者は自分勝手」と言う考え方に似ている
冠婚葬祭なども概念として近く、参加したいものにだけ参加するようなことは社会的に許されない
渋々出席しながら「私が参加していることで誰が幸福になるのだろうか」と考えたりする
「伝統を重んじるべき」と言う感覚は決して持っていて当たり前の自然な価値観では無いと思うので、自分達が正しいと信じ込んで私を非難しないでほしい
そうは言っても人間が一般的に持っているメジャーな価値観では無いかと考えている人間のために、国外に目を向けてみる
外国
知っての通り「でんとう」は英語で "light" と書く
ここで Weblio 英和辞典を見ると、light には「軽い」と言う意味もあることが分かる
つまり英語圏の人間は「伝統を軽んじるべき」と考えていると言うことである
海外に目を向けると価値観が絶対的なもので無いことが実感できると言う好例では無いだろうか
豆知識
伝統を無視する人間のことを「でんとうむし」と言います
今考えました
*1:税金の使用なども含まれる